この記事では、SwitchBot スマートトラッカー カードをくわしくレビューします。
- Apple「探す」アプリ対応
- SwitchBotスマートロックの解錠機能(NFC)に対応
- スマホと相互に音を鳴らして探せる
- 紛失モード搭載で拾得時に連絡を受け取れる
- 家に近づくと家電を自動操作するオートメーション機能
- IP67防水、薄型軽量のカード型デザイン
- 電池寿命約3年
SwitchBotアプリで管理できるので、SwitchBot製品ユーザーにとっては特に使いやすい。
トラッカーカードとしても優秀かつコスパが良いので、SwitchBot製品がはじめての人にもおすすめです!
SwitchBot スマートトラッカーカードのメリット(優れたポイント)
まず、SwitchBot スマートトラッカー カードを使ってみて感じたメリットを紹介します。
Appleの「探す」アプリに対応した紛失防止トラッカー。Androidでも使える
Appleの「探す」アプリに対応している、SwitchBot スマートトラッカー カード。
iPhoneやiPad、Macの「探す」アプリに登録すれば、あとはアプリ上でカードの行方をチェックしたり、サウンドを鳴らしたりといった操作が可能に。
Androidスマートフォンの場合は、SwitchBotアプリから登録すれば使えます。
軽量・薄型カードサイズで財布にぴったり
その名の通り、カードの形をしたSwitchBot スマートトラッカー カード。
ストラップをつけてバッグに下げたりすることもできますが、やはり多くのユーザーにとってメインの用途はサイフの紛失防止でしょう。
クレジットカードなどを入れるポケットに入れておけば、サイフからカードを取り出されない限りはいつでも位置情報をチェック可能。
多彩なトラッキング(追跡)機能
SwitchBot スマートトラッカー カードには、カードを入れたものを無くしたときのために多彩なトラッキング(追跡)機能が搭載されています。
- カードを探す:アプリ操作で、カードから音を鳴らします。近くにあるはずのときはこの機能で探すとよさそう。
- スマホを探す:カードが手元にあるがスマホが見当たらないとき用の機能。カードのボタンをダブルタップでスマホから音を鳴らします。
- 紛失モード:ガチで無くしたとき用の機能。ONにすると、カードの位置情報が動いたときに知らせてくれるほか、カードのQRコード読み取りで発見者からの連絡が受け取れる
SwitchBot製品との連携によるオートメーション、ロック解除もできる
SwitchBot スマートトラッカー カードが他の紛失防止カードと決定的に違う点のひとつが、他のSwitchBot製品との連携。
カードの位置情報が家に近づく/遠ざかるのを検知して、SwitchBotハブシリーズやハブと連携した家電製品を自動で動かすことができる「ただいま」「いってきます」機能が使えます。
夏や冬にはエアコンを自動でオンにするなど、いろいろな使い方が考えられそう。
また、SwitchBot ロックシリーズの指紋認証パッドにかざすと解錠できるよう設定することも可能。
SwitchBotロックのユーザーであれば、紛失防止トラッカーとしてだけでなくカードキーとしても使えます。
AirTagやAnker製品より安い
SwitchBot スマートトラッカーカードの価格は3,480円。
これは同じトラッカーカードのAnker Eufy Security SmartTrack Card(3,990円)やAppleのAirTag(4,980円)よりも安い。

Anker Eufy Security SmartTrack CardとSwitchBot スマートトラッカー カード
基本的なトラッキング機能は同じで、SwitchBot製品との連携がある分SwitchBotトラッカーカードの方が多機能といっていいくらい。
にも関わらず、こういった競合製品よりも安く買えるのは嬉しいですね。
SwitchBot スマートトラッカーカードのデメリット(イマイチな点)
電池交換は不可(寿命は約3年)
この手の紛失防止トラッカーカードはだいたいそうなんですが、SwitchBot スマートトラッカー カードも電池交換は不可。
公式によると電池寿命はだいたい3年で、充電や電池交換はできないので電池が切れたら終了。買い替えるしかありません。仕方ない。
充電可能なカードを買ってより長く使いたいというユーザーには、Ankerが充電可能なタイプのカード「Anker Eufy SmartTrack Card E30」をリリースしているのでそちらをチェックしてみるといいでしょう。
※iPhone用のみでAndroid版はなし
普通のカードに比べるとやや厚め
こちらも他のトラッカーカード製品と同じデメリットですが、SwitchBot スマートトラッカー カードは通常のクレジットカード等に比べてやや厚め。
だいたい一般的なカード3枚分くらいの厚みがあります。
わずかながらサイフが厚めになってしまうのは、致し方のないところ。
SwitchBot スマートトラッカーカードのスペック表
製品名 | SwitchBot スマートトラッカー カード |
---|---|
メーカー | SWITCHBOT株式会社 |
公式製品ページ | SwitchBot スマートトラッカーカード – SwitchBot (スイッチボット) |
価格 | 3,480円 |
型番 | W2500032 |
サイズ | 85.0 × 54.0 × 2.5 mm |
重量 | 12g |
防水・防塵 | IP67 |
電池寿命 | 約3年(交換不可) |
通信方式 | Bluetooth Low Energy |
動作温度 | -10℃~45℃ |
保証 | 1年 |
カラー | ブラック |
発売日 | 2024年7月29日 |
SwitchBot スマートトラッカーカードはこんな人におすすめ
SwitchBot スマートトラッカー カードは、以下のような人におすすめ。
- 万が一に備え、財布の紛失防止策を考えたい方
- Apple「探す」アプリ(あるいはSwitchBotアプリ)を使って高精度に位置を追跡したい人
- すでにSwitchBotスマートホーム製品を利用中で、位置情報トリガーによる家電連携やロック解錠機能を使いたい人
財布やバッグを無くしてしまう前に、このカードを入れておけば発見できる可能性が高まります!転ばぬ先の杖。
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