この記事では、Anker Power Bank (10000mAh, 22.5W)をくわしくレビューします。
容量10000mAh(iPhone 16を約2回分)、最大出力22.5WとiPhone・Androidスマホをはじめとした各種デバイスを充電するのに十分なスペック。
厚さ約16mmと薄型で、ちょっとしたポケットに入れて持ち運びやすいサイズ。
IN/OUTの両方に対応したUSB-Cポート2つ、それにUSB-Aポート1つで最大3台の同時充電が可能。
ストラップはそのままUSB-C to USB-Cケーブルとして充電にも使える。
ベストセラーのモバイルバッテリー・Anker PowerCore 10000の後継機種として位置づけられるだけはある、性能バランスとコスパに優れた製品です!
Anker Power Bank (10000mAh, 22.5W)のメリット(優れたポイント)
まず、Anker Power Bank (10000mAh, 22.5W)の優れた点(メリット)をくわしく紹介。
世界最薄クラスのコンパクトボディに容量10000mAh
Anker Power Bank (10000mAh, 22.5W)の厚さは約16mm(1.6cm)。
これは数あるモバイルバッテリーの中でも最薄クラス(※発売当時)で、薄めのポケットにもスッと入れて持ち運びやすいのが大きな特徴。
その薄さもあって見た目もスタイリッシュ。
サイズ感とデザインの両面で優秀なモバイルバッテリーです。
ストラップがそのままUSB-C充電ケーブルとして使える
Anker Power Bank (10000mAh, 22.5W)にはストラップが付属しているんですが、このストラップはなんとUSB-C to USB-Cケーブルそのもの。
出っ張り部分を押さえながら引っ張ると抜けるので、そのまま充電ケーブルとして使えます。
USB-Cで充電するiPhone(15以降)やAndroidスマートフォンなどのデバイスなら、わざわざ別に充電ケーブルを持ち運ぶ必要がありません。
USB-C×2、USB-Aポートを使い最大3台のデバイスに同時充電
USB-Cポート2つ、USB-Aポート1つを備えたAnker Power Bank (10000mAh, 22.5W)。
容量10000mAhで3ポート使えるモバイルバッテリーはなかなかありません。(だいたいの製品は2ポートまで)
USB-Cポートは内蔵バッテリーへの充電(IN)、他のデバイスへの充電(OUT)の両方に使用可能。
ポート3つをフルに使えば、最大3台への同時充電も可能。
たとえば家族や友人のスマートフォンも一緒に充電したいときなどに活躍してくれます。
デジタル数字でバッテリー残量がわかる
Anker Power Bank (10000mAh, 22.5W)のバッテリー残量表示は、4段階のランプではなくデジタル数字のパーセンテージで表されます。
たとえば4段階のLEDランプだと25%刻みのざっくりとした残量しかわかりませんが、具体的な数字で残量がわかるようになったことでより便利になりました。
コストパフォーマンスもかなり高め
Anker Power Bank (10000mAh, 22.5W)の価格は、3,490円。
近年の物価高の影響を受けて多くのモバイルバッテリーが高価になる中、この3,490円という価格はバッテリーのスペックに対してかなりリーズナブルといっていい。
さすがAnkerのフラッグシップ的なモバイルバッテリーだけあり、コストパフォーマンスが高いのも魅力です。
Anker Power Bank (10000mAh, 22.5W)のデメリット(イマイチな点)
他のケーブルつきバッテリーに比べるとひと手間かかる
Anker Power Bank (10000mAh, 22.5W)はケーブルつきではあるものの、バッテリーとはつながっていない状態。
そのため充電時には両端をそれぞれバッテリー、充電したいデバイスにつなぐ必要がある。
モバイルバッテリーからケーブルが”生えている”製品(=片側を充電したいデバイスに差し込むだけで充電可)と比べると、充電するまでにはひと手間が必要です。
ほとんどの機器には最大出力20Wと「まあまあ」
最大出力22.5WをうたうAnker Power Bank (10000mAh, 22.5W)ですが、22.5Wで充電可能なのはHuawei(ファーウェイ)の機器のみ。
他社のデバイスに対しては、USB-Cポートが最大20W、USB-Aポートが最大18Wの出力となります。
『最大出力20W』は、iPhone 16 Proを含めほとんどのスマートフォンを充電するうえで十分ですが、最近のモバイルバッテリーの中では最低限レベルといったところ。
20Wを超える出力に対応したタブレット等のデバイスだと、充電速度が物足りなく感じるかもしれません。
※iPhone・iPadの標準的な充電器は最大20Wなので、それと同レベルの速度は出ます
ノートパソコンの充電用としては明らかに出力不足なので、他の製品をさがした方がいいでしょう。
Anker Power Bank (10000mAh, 22.5W)のスペック表
製品名 | Anker Power Bank (10000mAh, 22.5W) |
---|---|
メーカー | Anker |
価格 | 3,490円 |
バッテリー容量 | 10,000mAh |
入出力ポート |
USB-C×2(IN、OUT) UAB-A×1(OUT) |
入力 | USB-C 入力 :5V⎓3A/ 9V⎓2.22A (MAX 20W) |
出力 |
USB-C 出力:5V = 3A / 9V = 2.22A / 10V = 2.25A (MAX 22.5W) USB-A 出力:5V = 3A / 9V = 2A / 10V = 2.25A (MAX 22.5W) |
最大出力 |
Huawei機器:22.5W USB-C:20W USB-A:18W 2ポート以上同時:合計15W |
サイズ | 約 114 x 71 x 16 mm |
重量 | 約 200 g |
保証 |
18ヶ月 (会員登録すれば最大24ヶ月) |
カラー |
ブラック パープル ホワイト |
発売日 | 2024年4月19日 |
Anker Power Bank (10000mAh, 22.5W)はこんな人におすすめ
この記事で紹介したAnker Power Bank (10000mAh, 22.5W)は、以下のようなユーザーにおすすめしたい製品。
- 薄くて持ち運びやすいモバイルバッテリーがほしい
- 充電ケーブルを持ち歩きたくない
- 実績あるメーカーの信頼できる定番商品を無難に選んでおきたい
- いざとなれば2、3のデバイスを同時に充電可能なモバイルバッテリーをさがしている
おそらくモバイルバッテリーメーカーで最も有名かつ人気があり、実績も十分なAnker(アンカー)。
そのAnkerのフラッグシップ的な製品であるAnker Power Bank (10000mAh, 22.5W)は、選んでおいて間違いのないモバイルバッテリーです!