Apple Magic Trackpad(マジックトラックパッド)をレビュー!マルチタッチやジェスチャー対応のMac用タッチパッド

この記事では、Appleのマジックトラックパッド(Magic Trackpad)をくわしくレビューします。

Apple Magic Trackpad


Apple Magic Trackpad(マジックトラックパッド)のおもな特徴
  • ガラス表面で滑らかな操作感、高精度のトラッキング
  • Force Touchセンサー内蔵で指圧の強弱を検知し、プレビューやクイックアクションに対応
  • マルチタッチジェスチャーでMission Controlやデスクトップ切替が直感的
  • Lightningタイプに加え、新たにUSB-Cポート版も登場。付属ケーブル1本でペアリングと充電が完結
  • フル充電で約1カ月以上もつ内蔵バッテリー
  • Macと自動ペアリングし、箱から出してすぐに使用可能
  • ホワイト/ブラックの2色展開でiMacやMagic Keyboard、インテリアともよくなじむ


iMacやMac mini、MacBookなどMacシリーズと一緒に使うなら、まず最初に選択肢となるシンプルで使いやすいトラックパッドです!

Magic Trackpadのメリット(優れたポイント)

まず、Magic Trackpadの優れた点(メリット)をくわしく紹介。

Macとシームレスに連携するマルチタッチと便利なジェスチャー

MacBookに搭載されているトラックパッドと同じジェスチャーで使えるのが、Magic Trackpadの特徴。

MacBook AirとMagic Trackpad

MacBook AirとMagic Trackpad

三本指スワイプでMission Control、ピンチでLaunchpadなど、OS標準機能をストレスなく呼び出せます。

もちろん、設定変更も可能。


マジックトラックパッドは「感圧タッチ」に対応しているので、強めにクリック(Force Touch)することで別の機能を呼び出すことも可能。

マジックトラックパッドは「感圧タッチ」に対応

たとえばプレビュー呼び出しや単語検索などに、より効率よく操作するのに活躍してくれます。

USB-C充電と長寿命バッテリー、旧Lightningモデルなら安く買える

Magic Trackpadは、2024年に独自のLightning(ライトニング)規格からUSB-Cポートに刷新

付属のケーブルはもちろん、市販のUSB-Cケーブルでも充電やペアリングが可能になりました。

新色ブラックも登場したMagic Trackpad

新色ブラックも登場したMagic Trackpad

フル充電したら、おおむね1カ月以上の連続駆動が可能。


Amazonなど一部のショップでは、2025年現在でも旧モデルのLightning版が販売中。

新バージョンのUSB-C版より3,000〜5,000円ほど安いようなので、Lightningケーブルを持っている方はこちらを選ぶのもいいかもしれません。

Magic Trackpadのデメリット(イマイチな点)

高級マウス以上に高価(18,800円〜)

USB-C版のMagic Trackpadの価格は、Apple公式だと18,800円。Amazonだと少しだけ安く18,040円で買えますが、いずれにしてもかなり高い

マウスでいえば最上位クラスの価格帯なので、Macとの統一感や操作性にそれだけの価値を見い出せるかどうかが購入判断の分水嶺になりそう。


新色ブラックはさらに高価で、Apple価格が21,800円、Amazon価格は20,919円となっています。


Appleでは販売を終了していますが、Lightningモデルならホワイト・ブラックともにAmazonで約15,000円と少し安く購入できます。
(2025年5月現在)

基本的にMac専用。Windowsなどで使う場合はさまざまな制限がある

Magic Trackpadは基本的にMac用につくられているため、Windowsパソコンなど他の機器だと設定がそもそも大変だったり、使えない機能もあります。


たとえばWindowsパソコンの場合、Boot Campやサードパーティーの「Magic Utilities」などで基本操作は一応可能。

Force Touchや一部マルチタッチジェスチャーは非対応/有料ドライバー必須となるなど不自由を強いられます。

よほどのことがない限り、Mac以外で使うのはおすすめしません。

Windows・Linux用トラックパッドは「Perixx PERIPAD-506」が良さそう

WindowsやLinuxでトラックパッドを使いたいユーザーには、ドイツメーカー製のPerixx PERIPAD-506が現状ベストバイでしょう。

たとえばWindows 10/11ならタッチパッドとして自動認識され、スクロールやズームなど主要マルチタッチがドライバ不要で使用可能。


接続は有線なので取り回しが面倒な一方、安定しているメリットも。

約4,500円と安めの価格も嬉しい製品です。

Magic Trackpadのスペック表

製品名 Magic Trackpad (USB-C)
メーカー Apple
公式製品ページ Magic Trackpad(USB‑C)- ホワイト(Multi-Touch対応) – Apple(日本)
価格 18,800円(ホワイト)
21,800円(ブラック)
型番 MXK93ZAA(ホワイト)
MXKA3ZAA(ブラック)
サイズ 高さ:0.49~1.09 cm
幅:16.0 cm
奥行き:11.49 cm
重量 0.230kg
接続 Bluetooth
充電 USB-C
保証 1年
カラー ホワイト
ブラック
発売日 2024年10月28日

Magic Trackpadはこんな人におすすめ

さいごに、「Magic Trackpadをおすすめしたいのはこんな人」をまとめました。

  • デスクトップMacユーザー
    Mac mini/Mac Studio/iMacなどノート型ではないMacを使いながら、MacBookと同等のジェスチャー操作を求める人に最適。Mission Controlやデスクトップ切替を指先だけで素早く行えます。
  • クリエイティブワークが多い人
    Final Cut Proでタイムラインをピンチ拡大したり、Logic Proでトラックをスクラブしたり――Force Touchとマルチタッチを組み合わせた直感操作が制作スピードを底上げします。
  • マルチタスク派・ウィンドウ整理魔
    3本指スワイプでアプリをフルスクリーン化、4本指スワイプで仮想デスクトップを切り替え…と、キーボードに手を移さず高速にウィンドウ管理したい人にうってつけ。
  • マウス疲れに悩む人
    手首を細かくひねる代わりに、手のひら全体で軽くスライドさせる操作は腱鞘炎対策にも有効。リストレストを併用すれば長時間作業でも疲労感を抑えられます。
  • Appleエコシステムを重視する人
    iPadをSidecarでサブディスプレイ化したり、Apple Watchロック解除と組み合わせたりと、Apple 製品間の連携機能を最大限活用したいユーザーにはベストマッチ。
  • ミニマルなデスクを目指す人
    アルミ筐体とUSB-C充電でケーブルを一本に集約。Magic Keyboardと並べても高さ・カラーがそろい、統一感のある“Appleらしい”デスクが完成します。

上記に当てはまるユーザーなら、価格差を補って余りある快適さを体感できるはずです!

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