Shokz OpenFit徹底レビュー|オープンイヤー型で”ながら聴き”に最適な完全ワイヤレスイヤホンの実力とは?

Shokz OpenFit徹底レビュー イヤホン・スピーカー

この記事では、Shokz OpenFitをくわしくレビューします。


Shokz OpenFitのおもな特徴
  • 耳に引っ掛けるタイプのオープンイヤー設計で、疲れたり痛くなりにくい周囲の音も聞こえる
  • オープンイヤーとは思えない低音の鳴りで、高音までバランスのよい音質
  • 本体7時間、ケース込み28時間のバッテリーライフ
  • IP54防滴仕様で耳からはずれにくいので、ジョギングなど運動にもおすすめ


耳にぴったりフィットして、長時間使っても快適にいい音が聴けるワイヤレスイヤホンです!

Shokz OpenFitのメリット(優れたポイント)

軽量オープンイヤー設計で耳が疲れにくい

Shokz OpenFitの最大の特徴は、わずか8.3gという超軽量設計と、耳をふさがないオープンイヤー設計

軽量オープンイヤー設計で耳が疲れにくいOpenFit

一般的なイヤホンとは異なり耳をふさいだり覆ったりしないので、長時間の装着でも疲労感を感じにくくなっています。

実際に1日5時間ほどずっとつけっぱなしで作業をしてみましたが、ぜんぜん疲れたり痛くなったりしない。
※個人差がある場合あり


2層構造のリキッドシリコンを採用した「イヤークッションコア」と人間工学に基づいて設計された「ドルフィンアークイヤーフック」で、あらゆる耳の形状にしなやかにフィット。長時間の装着でも不快感を抱かせません。

あらゆる耳の形状にしなやかにフィットするOpenFit

周囲の音を聞き逃さず安全

オープンイヤー設計のOpenFitは、音楽を楽しみながらも周囲の環境音を聞き取ることが可能。

ランニングやサイクリング中でも車の接近音や歩行者の声を把握でき、安全性を保てます。

周囲の音を聞き逃さず安全なOpenFit


在宅ワークや家事をしながらの「ながら聴き」にもちょうどいい。

家族との会話や電話の着信音、インターホンなども自然に聞こえるため、日常生活に溶け込むような使い方ができる。

眼鏡をかけていても問題なく使用でき、ヘルメットやサングラスとの併用も可能できたとのこと(私はメガネ非使用なので、口コミ等で確認)。

DirectPitch技術&OpenBassアルゴリズムで、高音から低音までバランスよいサウンド

Shokz独自のDirectPitch(ダイレクトピッチ)技術により、音源と耳の距離・角度を最適化。また、OpenBass(オープンバス)技術により直接耳に向かって伝える独自の低周波強調アルゴリズムを採用。

OpenFitのパッケージ

これらの技術による音質アップに加え、逆位相の音波を利用して音漏れを抑制しながらクリアなサウンドを実現しているとのこと。

高音から低音までバランスよいサウンドを奏でるOpenFit


実際に、これまでのオープンイヤー型イヤホンではよく鳴らすのが難しかった低音がかなりしっかりしており、中高音までバランス良く聴こえるように感じます。

本体だけで7時間、ケース込みで最大28時間再生

OpenFitはバッテリー性能も優れており、本体のみで最大7時間の連続再生が可能。

充電ケースと併用すれば丸一日以上の最大28時間の再生が可能なので、長時間の外出や旅行にもじゅうぶん対応できます。

本体だけで7時間、ケース込みで最大28時間再生


急速充電機能も搭載しており、わずか5分の充電で約1時間の再生が可能。

イヤホンをケースに入れ、ケースにUSB-Cケーブルを差し込んで充電します。

OpenFitの充電ケース

OpenFitの充電ケース

ケース背面のUSB-Cポートから充電

ケース背面のUSB-Cポートから充電

汗や雨でも安心のIP54防滴仕様。ジョギングなど運動にも使える

IP54の防水・防塵性能を備えており、汗をかくワークアウトや軽い雨の中での使用も問題なし。

防水スチールメッシュとガーゼの二重構造で保護し、音声品質を向上させるよう設計されています。

ジョギングなど運動にも使えるOpenFit


耳にフックをひっかけてぴったりフィットするので、運動中でも落下しにくい。

実際に装着して走ってみたところ、非装着時より少し耳が揺れるのが気になる程度で、落ちそうな心配はまったく感じませんでした。

Shokz OpenFitのデメリット

オープンイヤーで周囲の音が聞こえるので、音楽への没入感は低め

周囲の音を聞き逃さず、長時間使っても疲れにくいのが大きな特徴のOpenFit。

逆に言えば外部音を遮断しないため、音楽に完全に没入したい場面ではやや物足りなさを感じるかもしれません。

オーバーイヤー型ヘッドホンやカナル型イヤホンのような密閉感がないため、静かな環境で音楽だけに集中したい場合には不向き。


ノイズキャンセリング機能も搭載されていないため、騒がしい環境では音楽が聞こえにくい。

電車内や飛行機などそれなりに外部音が大きい場合には、かなり音量を上げないと聴き取りづらい場合があります。

タッチコントロールがうまく操作できないことがある

タッチコントロールによる音楽再生・一時停止、曲送り・曲戻し操作は、物理ボタンに比べると誤って運動中でも落下しにくいことが割とある印象。

再生/一時停止をたまにするくらいならいいですが、しょっちゅう音量上げ下げや曲送りなどの操作をするユーザーはストレスを感じるかもしれません。

ケースはUSB-C充電のみ、ワイヤレス充電非対応

充電ケースはUSB-C充電のみに対応。

ワイヤレス充電に慣れてしまっているユーザーだと、毎回ケーブルを差し込む必要があるのはやや手間に感じるかもしれません。

Shokz OpenFitのスペック表

製品名Shokz OpenFit
メーカーShokz(ショックス)
公式製品ページOpenFit – Shokz 日本
価格24,880円(税込)
型番SKZ-EP-000020
サイズ約43.6×49.3×19.08mm(イヤホン)
約65.6×65.8×27mm(充電ケース)
重量約8.3g±0.2g(イヤホン片側のみ)
約57g±1g(充電ケース)
保証2年間
カラーブラック、ベージュ
発売日2023年7月6日
BluetoothBluetooth 5.2
対応コーデックSBC、AAC
ドライバーカスタム18×11mmダイナミックドライバー
防水性能IP54
再生時間最大7時間(本体のみ)
最大28時間(ケース併用)
充電端子USB-C
マイクデュアルノイズキャンセリングマイク
+ AIコールノイズキャンセリング
専用アプリShokzアプリ対応
(EQ設定、操作カスタマイズ)

Shokz OpenFitはこんな人におすすめ

Shokz OpenFitは、以下のような用途や好みを持つ方に特におすすめ。

  • 運動用イヤホンをさがしているが、安全性も重視したいユーザー:周囲の音がちゃんと聴こえるので、ランニング、サイクリング、ウォーキング中でも周囲の状況を把握しながら音楽を楽しみたい方におすすめ
  • イヤホンを長時間使いたい人:テレワーク中のBGM再生、家事をしながらの音楽鑑賞、長時間の移動など一日中装着していても負担になりにくい
  • 「ながら聴き」を重視する方:家族との会話を続けながら音楽を楽しんだり、オフィスでのBGM再生時にも同僚からの声かけに即座に対応可能。育児中の親御さんや、マルチタスクが多い職業の方にも便利

音楽を楽しみながら他のこともしたいよくばりなユーザーや、長時間作業の”ながら聴き”のお供をさがしている方には特におすすめの、完成度の高いオープンイヤー型ワイヤレスイヤホンです!

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