SwitchBot ハブ3をレビュー!本体ボタンで家電操作ができる、人感センサー搭載の次世代スマートリモコン

この記事では、SwitchBot ハブ3をくわしくレビューします。

SwitchBot ハブ3のパッケージ


ハブ3本体に物理ボタン・ダイヤルを備え、登録した家電をアプリなしでも自由に動かせる。好きな動作を登録できるカスタムボタンも便利。

温度・湿度・照度(明るさ)、さらに人感センサーも搭載し、測定結果に応じて家電を動作させられる。

ディスプレイには温度・湿度・天気予報のほか、SwitchBot CO2センサーやスマートロックの状態も表示可能。

もちろん、スマートリモコンとして、家電リモコンを登録してアプリから操作・スケジュール設定などもできる。


劇的な進化を遂げた、新世代のスマートリモコンです!

SwitchBot ハブ3のメリット(優れたポイント)

まず、SwitchBot ハブ3の優れた点(メリット)をくわしく紹介。

物理ボタンやダイヤルで、アプリなしでも家電を本体から操作できる

SwitchBot ハブ3がこれまでの「ハブミニ」や「ハブ2」と大きく違うのは、物理ボタンやダイヤルで家電を直接操作できるところ。

物理ボタンやダイヤルで家電を直接操作できるSwitchBotハブ3

これまではアプリから操作するのが基本でしたが、ハブ3なら本体からほとんどの操作が可能。

いちいちスマホを取り出す必要はありません。


カスタムボタンには好きな家電やデバイスの操作を割り当てることが可能。

複数の操作をまとめて実行することもできるので、たとえば「ただいま」ボタン1つでライトとテレビとエアコンを一気にオンにする、「いってきます」でオフにする……などといった設定も簡単にできます。

自由に機能を割り当てられるカスタムボタン

温度・湿度・照度・人感センサーを装備。測定するだけでなく、家電動作のトリガーとしても使える

SwitchBot ハブ3は、温度湿度照度(明るさ)センサーに加えて人感センサーも内蔵。

それぞれの測定値をトリガーとして家電を動作させることができます。


たとえば温度や湿度なら、「室温が◯◯度以上になったらエアコンをつける」「湿度が◯◯%以下になったらアラームを鳴らす」など。

温度・湿度トリガーのオートメーション

人感センサーなら、たとえば「動くものが◯◯分検出されなければ電気を消す」などといった設定が可能。

人感センサートリガーのオートメーション

外出時に電気を消し忘れても、人感センサーがあれば自動で消灯してくれます。

侵入者がいるときにアラートを出す、といった使い方もできそうですね。(怖いけど)

ディスプレイに温度・湿度・天気予報のほかCO2やロックの状態も表示可

SwitchBotハブシリーズとしてはじめてカラーディスプレイを搭載した、SwitchBot ハブ3。

測定した温度・湿度を表示できるだけでなく、連携したSwitchBot スマートロックやCO2センサーの状態を表示することも可能。

カラーディスプレイを搭載したSwitchBot ハブ3

温度・湿度については、ハブ3ではなく他のSwitchBot製品で測定した値も表示できます。

スマートリモコンとしての機能も十分。Fire TVも登録可能に

ここまで紹介してきたのはSwitchBot ハブ3の新機能ですが、もちろんスマートリモコンとしての基本的な機能も抜かりなし。

家電のリモコンを登録して、アプリで操作・設定することももちろん問題なくできます。


それだけでなく、Apple TV・Fire TV・Android TVの登録にも新たに対応。

Fire TV Stickが登録できるSwitchBot ハブ3

アプリやハブ3本体から、基本的な操作が一通り可能になりました。

SwitchBot ハブ3のデメリット(イマイチな点)

バッテリー式ではないので、リモコンとしては使いにくい場合も

テレビやエアコン、照明、Fire TVなど、通信が届く範囲内であればほとんどの家電が操作できるSwitchBot ハブ3。

大変優れたデバイスなんですが、電源が必要なのでその場から基本的に動かせないのがネックになることも。

電源が必要なのでその場から基本的に動かせない


たとえばテレビ画面を見ながらFire TVを操作したいとき、ハブ3の位置によってはテレビが見づらい場合もあるでしょう。

バッテリー式だったら、見える位置まで持ち運んで操作できたのになあ……と思わなくもありません。

電源コードをめいっぱい伸ばして撮った写真


多くの家電・デバイスを操作できるメリットをより活かすなら、リモコンのように持ち運べるバッテリー+ドック式だとより便利に使えそう。

よく使うリモコンはもっと少ない手数で呼び出したい

本体から家電を操作できるのは便利ですが、いちいちKataボタンを押して一覧を表示し、その中から操作したい家電を選んで……と進めるのが面倒といえば面倒。

SwitchBotハブ3のデバイス一覧


使用頻度が少ない家電ならそれでもいいですが、しょっちゅうハブ3から動かしたい家電はサッと操作画面に移れるショートカット的なものがあると良かったなあと。

たとえば画面スワイプだったり、ボタン1つでよく使うリモコンが現れると嬉しい。

SwitchBot ハブ3のスペック表

製品名 SwitchBot ハブ3
メーカー SwitchBot(スイッチボット)
公式製品ページ SwitchBot ハブ3 – SwitchBot
価格 16,980円
サイズ 126×94×38mm
重量 190g
入出力 5V-2A(入力)
5V-500mA(出力)
赤外線送信範囲 最大30m
通信方式 802.11b/g/n
2.4GHz Wi-Fi
Bluetooth Low Energy
保証 1年
パッケージ内容 ハブ3本体
コントローラー
台座
温湿度センサー搭載ケーブル
ネジパック
5V / 2Aアダプター
取付ステッカー
温湿度センサー両面テープ
スタンド用両面テープ
発売日 2025年5月16日

SwitchBot ハブ3はこんな人におすすめ

SwitchBot ハブ3は、アプリだけでなくスマートリモコン本体からも家電を動かしたい人におすすめ。

温度・湿度・天気予報などディスプレイの情報量も多く、ただの「スマートリモコン」に留まらない活躍が期待できます。


「デメリット」の項目に記載した内容は今後の進化を期待したいですが、それを差し引いても便利なデバイスなのは間違いない。

家電をネットやアプリにつなげる「スマートホーム」の司令塔的な存在として、ぜひ活用したい製品です!

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