この記事では、屋外でも室内でも温度・湿度を測定できる「SwitchBot 防水温湿度計」をくわしくレビューします。
- IP65の防水・防塵性能で、雨の屋外でも問題なく温度・湿度が測定できる
- ストラップつきでコンパクト、場所を選ばず設置しやすい
- ただ測定するだけでなく、アプリで最大2年分のデータをグラフ表示
- SwitchBot ハブ経由でスマートスピーカーと連携、音声で温度・湿度を答えてくれる
- 単4アルカリ電池2本で約2年、バッテリーもちが良い
屋外でも安心して使えて、他のSwitchBot製品やスマート家電との連携が便利な、次世代のスマート防水温湿度計です!
SwitchBot 防水温湿度計のメリット(優れたポイント)
IP65防水・防塵で、風雨も問題なし。屋外にも設置可能な温湿度計
SwitchBot 防水温湿度計は、IP65等級の防水防塵仕様。
これは「ちり・ホコリの侵入がない」「あらゆる方向からのノズルによる噴流水機器が影響を受けない」性能を表しており、雨や水しぶきはもちろん砂ぼこりなどにも強い。
ベランダ、庭、畑、キャンプ場など、屋外で長期運用しても十分耐えられる防水性・耐久性を持っています。
UVカット設計で、直射日光や屋外環境でも変色・劣化しづらいのも安心。
コンパクトでストラップつき、どこにでも設置しやすい
SwitchBot 防水温湿度計のサイズは66×28×20mm、重さは約44g。

軽量コンパクトなSwitchBot 防水温湿度計
軽量コンパクトな上にストラップや両面テープもついているので、壁や柱に貼り付けたり、吊り下げたりと設置の自由度が高い。

ストラップつきのSwitchBot 防水温湿度計
ベビーカーに吊り下げたり、キーホルダーのようにバッグ等にぶら下げて持ち歩くこともできます。
SwitchBotアプリで、現在の温度・湿度だけでなく最大で2年分のグラフ表示が可能
SwitchBot 防水温湿度計の本体にはディスプレイがなく、測定した温度・湿度はSwitchBotアプリで確認できます。

温度・湿度をアプリでチェック
わざわざアプリを開かなくても、iPhoneやAndroidウィジェットを設置すればホーム画面でチェック可能。

スマホウィジェットで温度・湿度をチェック
ローカルで約68日分、クラウド保存なら2年分のデータが蓄積でき、必要に応じてグラフでその推移が見られる。
「去年の今ごろも暑かったんだっけ?」など、かんたんにチェックできます。

測定した温度・湿度はグラフで見られる
CSVエクスポート・アラート通知等もできるので、自分なりに設定をカスタマイズしてより便利な使い方をさがしてみるのもおすすめ。
ハブ経由でスマートスピーカーと連携すれば、温度・湿度が音声でも聞ける
SwitchBot ハブシリーズ(ハブミニ・ハブ2・ハブ3)を経由することで、Amazon Echo(アレクサ)やGoogle Homeといったスマートスピーカーとも連携できるSwitchBot 防水温湿度計。
「アレクサ、いまの温度と湿度は?」などと音声アシスタントに質問するだけで、リアルタイムな温度・湿度を答えてくれます。

Amazonのスマートスピーカー・Echo Pop
【参考】Echo Popをレビュー!Amazon Alexa(アレクサ)搭載の最安スマートスピーカー
また、同じくハブとの連携で一定温度・湿度を超えると家電を動かすよう自動化することも可能。
温度・湿度を測るだけでなく、家電のトリガーにもできるのが面白い。
単4電池2本で約2年と、電池持ちが長い
SwitchBot 防水温湿度計は消費電力が低いので、単4アルカリ電池×2本で約2年間駆動します。

SwitchBot 防水温湿度計は単4電池2本で動作
しょっちゅう充電したり電池交換が必要なデバイスは面倒さを感じることもありますが、この製品に関しては電池持ちが長いためストレスがかなり少ない。
電池の残量が低下するとアプリで通知されるので、いきなり切れて困ることもありません。
SwitchBot 防水温湿度計のデメリット(イマイチな点)
本体にディスプレイがないのでアプリ必須
SwitchBot 防水温湿度計の本体にはディスプレイ(表示窓)がないので、温度・湿度を確認するにはSwitchBotアプリ(スマホ)が必須。
あまりスマホアプリになじみのない高齢の方や、スマホを持っていない子どもなどのユーザーは温度・湿度が確認できないことに注意が必要。
ただ、SwitchBotの温湿度を表示可能な製品、たとえばSwitchBot 温湿度計 Proなどと連携することで防水温湿度計のデータも表示できます。
私のおすすめの組み合わせは、SwitchBot 温湿度計 Pro + 防水温湿度計で2か所のデータを同時にチェックすること。

下段にSwitchBot 防水温湿度計で測ったデータを表示
【参考記事】SwitchBot 温湿度計 Proをレビュー!高精度センサーとMatter対応で室内環境をスマートに把握
動作温度は-20〜60℃。極端な低温・高温環境では正確に動かない可能性あり
SwitchBot 防水温湿度計の動作温度は-20℃~60℃。
ほとんどの状況ではまず大丈夫な範囲ですが、たとえば真夏の直射日光が当たる場所、発熱する機器の近く、真冬の東北・北海道など極端な状況下で測定精度が落ちる可能性があります。
そうそうあることではないですが、念のため注意しておきましょう。
SwitchBot 防水温湿度計のスペック表
製品名 | SwitchBot 防水温湿度計 |
---|---|
メーカー | SwitchBot(スイッチボット) |
公式製品ページ | SwitchBot 防水温湿度計 – SwitchBot |
価格 | 1,980円(税込) |
型番 | W3400014 |
サイズ | 約66 × 28 × 20mm |
重量 | 約44g |
保証 | 1年 |
カラー | ホワイト |
発売日 | 2023年4月12日 |
防水・防塵規格 | IP65 |
電源 | 単4乾電池×2(約2年駆動) |
測定項目 | 温度、湿度、絶対湿度、露点温度、 飽和水蒸気圧(VPD) |
対応センサー | Sensirion SHT4x (スイス製高精度センサー) |
測定範囲 | 温度:-20〜60℃ 湿度:0〜99%RH |
温度精度 | -20.0~0.0℃ :±0.4℃ 0.0~65.0℃:±0.2℃ 65.0~80.0℃:±0.3℃ |
湿度精度 | 0~10%RH:±3% 10~90%RH:±2% 90~99%RH:±3% |
最小表示 | 温度:0.1℃ 湿度:1%RH |
通信方式 | Bluetooth Low Energy 4.2以降 (Wi-Fi経由はハブ連携) |
データ保存 | ローカル68日分+クラウド2年分 |
付属品 | 単4電池×2 ストラップ 両面テープ 取扱説明書 |
SwitchBot 防水温湿度計はこんな人におすすめ
SwitchBot 防水温湿度計は、以下のような方におすすめです。
- ベランダや庭、車外、キャンプ場など屋外でも温湿度管理したい人
- ペットや赤ちゃんの熱中症・寒さ対策としてリアルタイム管理したい人
- 屋外設置で充電や電池交換の頻度を極力減らしたい人
- 温湿度計データをスマホやスマートスピーカーで確認&家電自動化をしたいスマートホーム志向の人
- 屋内外の温湿度を長期グラフ管理したい人
リーズナブルに屋内外の温湿度をチェックしたい方、快適なスマートライフを目指したい人はぜひチェックしてみてください!
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