この記事では、フィリップス(PHILIPS)の多機能モバイルバッテリー・DLP4347Cをくわしくレビューします。
10000mAh(iPhone 16フル充電を約2回分)の大容量、コンセント付きでUSB充電器としても使える。(ここまでならよくある)
USB-Cケーブル、Lightningケーブルもついており、スマホに差し込むだけですぐ充電できる。(かなり多機能)
USB-C、USB-Aポートを備え、好きなケーブルを使っての充電もできる。(マジで?)
さらにはMagSafeを利用してiPhoneをくっつけてワイヤレス充電したり、スマホスタンドにまでなる。(やばい)
私の出張・旅行のお供として、現在大活躍しているモバイルバッテリーです。
迷ったらこれ1つ買っておけばどこでも使える!
フィリップス多機能バッテリーのメリット(優れたポイント)
まず、フィリップス多機能モバイルバッテリーの優れた点(メリット)をくわしく紹介。
コンセントつきでUSB充電器としても使える
このフィリップス多機能バッテリーDLP4347Cには、折りたたみ式のコンセントプラグがついています。
モバイルバッテリーでありながら、そのままコンセントに差し込んで充電が可能。
旅行や出張にこれ1つ持っていけば宿ではUSB充電器、外にいるときはモバイルバッテリーとして使える1台2役をこなしてくれます。
※実際には、ケーブルやMagSafeなどの機能もあるので2役どころではありませんが…
内蔵USB-Cケーブル、Lightningケーブルで差し込むだけで充電可。ケーブル持ち運び不要
USB-Cケーブル、Lightningケーブルを内蔵しているのも大きな特徴。
他に充電ケーブルを持ち歩かなくても、この内蔵ケーブルを差し込むだけでiPhone・Androidスマートフォンなどのデバイスがすぐに充電できる。
「せっかくバッテリー持ってきたのにケーブル忘れた!」などといった事態も、このフィリップス多機能バッテリーなら絶対に起きません。
MagSafeでiPhoneをワイヤレス充電。Androidも充電できる
コンセントやケーブルつきモバイルバッテリーは他社製品にもありますが、さらにMagSafe機能までついた製品は聞いたことがない。
MagSafeに対応したiPhoneなら、バッテリーにくっつけるだけで充電可能。
AndroidなどMagSafe非対応のスマホであっても、くっつかないだけでワイヤレス充電は普通にできます。
ケースや本体に↓のようなマグネットステッカーを貼ることで、MagSafeに対応させることも可能。
USB-C、USB-Aポートも搭載。ぜんぶで最大5台を同時充電
このフィリップス多機能モバイルバッテリーは、USB-Cポート、USB-Aポートも1つずつ備えています。
手持ちの充電ケーブルを使って、この2つのポートから充電することももちろん可能。
付属のケーブル×2、ポート×2、MagSafeをフル活用すれば最大5台のデバイスを同時に充電することもできます。
バッテリー残量が数字でわかる
本体についているボタンを押すと、バッテリー残量が数字のパーセンテージで表示。
どの程度バッテリーが残っているか、かなり正確に把握できます。
簡易スマホスタンドつき
ここまででも十分すぎるほど多機能なフィリップスモバイルバッテリーですが、おまけにスマホスタンドまでついている。
何としても機能を盛り込めるだけ盛り込むぞ、という気合いを感じますね。。。
ただし、この簡易スマホスタンドは厚みのあるスマホでは幅が足りずに使えません。
一定以上の厚みのあるケースをつけていると立てかけられないので注意。
使えれば嬉しいオマケ、くらいに捉えておくのがよさそう。
ラバー製ストラップつき
このフィリップスバッテリーには、ラバー製のストラップまでついています。
フックに引っ掛けたりカラビナ等に取り付けたり、手持ちのときは指に通して落下防止にも効果を発揮。
フィリップス多機能バッテリーのデメリット(イマイチな点)
充電速度は遅くはないが、速くもない(最大出力22.5W)
本記事で紹介しているフィリップス多機能モバイルバッテリーは、充電速度に関しては最大出力22.5Wとさほど速くはありません。
iPhone含むほとんどのスマートフォンであれば十分といえる速度ですが、ノートPCを充電するには厳しいですし、タブレットの充電にもそこそこ時間がかかりそう。
各ポート・ケーブルの最大出力は以下の通りとなっています。
- 内蔵USB-Cケーブル:15W
- 内蔵Lightningケーブル:12W
- USB-Cポート:20W
- USB-Aポート:22.5W
- MagSafe:5W/7.5W/10W/15W
本体がややゴツい
これだけ多機能なバッテリーなので、本体がそこそこゴツい。ケーブルが埋まっていたりストラップがついていたりなど、人によってはゴテゴテして見えるかもしれません。
モバイルバッテリーにもシンプルな見た目を求めたいユーザーは、デザインに問題がないか写真をチェックしてみてください。
フィリップス多機能バッテリーをAnker製品と比較
フィリップス多機能モバイルバッテリーと同等の機能をもつ製品は、私の知る限りありません。そのくらい類を見ないほどの多機能さ。
容量が同じの多機能モバイルバッテリー製品として、Ankerのコンセントつきモバイルバッテリー「Anker PowerCore 10000」、コンセント・USB-Cケーブルつきモバイルバッテリー「Anker Power Bank (10000mAh, Fusion, Built-In USB-Cケーブル)」と並べてみました。
サイズはフィリップスとPowerCore 10000がほぼ同じ、Power Bankは細長い形状で体積的にややコンパクトな印象。
重さはフィリップスが272.0g、PowerCore 10000が289.0g、Power Bankが245.5g。
Anker PowerCore 10000は、2020年発売で少し時間が経っていることもありこの中で一番重い。
シンプルなコンセントがつきモバイルバッテリーという感じで、他の機能はありません。ただ5,990円と少し安め。
Anker Power Bank (10000mAh, Fusion, Built-In USB-Cケーブル)は、この中でいちばん軽く持ち運びはしやすそう。
USB-Cケーブル1本+USB-Cポート1つしかないので、それだけあれば十分という人にはおすすめできます。
それ以上の機能を求めるなら、やはりフィリップスのバッテリーが万能性で上回る。
フィリップス多機能バッテリーはこんな人におすすめ
フィリップス多機能モバイルバッテリー DLP4347Cは、まさに”全部入り”の超がつくほどの万能モバイルバッテリー。
もしかすると、用途に応じたモバイルバッテリーや充電ケーブルをきっちり用意したい几帳面なユーザーの方には、機能をしぼったバッテリーやケーブルを数種類ずつ用意するほうが性に合っているかもしれません。
逆に、私のようなめんどくさがりやにはピッタリの製品。
これさえあればほとんど何でもできる多機能・万能さが最大の魅力。
旅行や外出のたびに充電ケーブルやらUSB充電器やらあれこれ準備するのが面倒な人には、大変オススメです!