この記事では、Xiaomi(シャオミ) 22.5W Power Bank 10000mAh(Integrated Cable)をくわしくレビューします。
このモバイルバッテリーの特徴は、なんといってもその破壊的コスパでしょう。大容量10000mAh&ケーブルつきのバッテリーが2,180円と、他社バッテリーを圧倒する安さ。
ストラップにもなるUSB-Cケーブルつきで、差し込むだけでスマホなどを充電可能。USB充電器に差し込めば、内蔵バッテリーへの充電もできる。
コストパフォーマンス重視でモバイルバッテリーを選ぶなら、No.1といっても過言ではない製品です!
Xiaomi 22.5W Power Bankのメリット(優れたポイント)
まず、Xiaomi 22.5W Power Bank 10000mAh(Integrated Cable)の優れた点(メリット)をくわしく紹介。
2,000円ちょいは安すぎ。コスパ最強クラス
何度も言うようですが、このXiaomi Power Bankの最大の特徴はその圧倒的安さ。
ケーブルつきで容量10000mAhのモバイルバッテリーというと、他社ならほぼ4,000円は超えてくるんですが、このXiaomi 22.5W Power Bankはなんと2,180円。価格破壊がヤバすぎる。
どこぞの無名メーカーの怪しい製品ならまだしも、Xiaomi(シャオミ、小米)はアップルを上回る世界第2位のスマートフォンメーカーであり、電気自動車にも進出している大企業。
スマホや電気自動車をつくるくらいですから、バッテリーに関する技術力もかなり高いと思って間違いないでしょう。
ストラップ兼ケーブルを差し込んでサクッと充電。ケーブルの持ち運び不要
ストラップも兼ねたUSB-C充電ケーブルが本体に取り付けられているのも、22.5W Xiaomi Power Bankの特徴。
このストラップ状ケーブルをそのままiPhoneやAndroidスマホなどに差し込めば、すぐに充電が可能。お手軽。
他のデバイスに充電するだけでなく、USB充電器に差し込めばXiaomiバッテリー自体を充電する用途にも使えます。
iPhone 16を約2回充電できる大容量10000mAh
Xiaomi 22.5W Power Bankのバッテリー容量は、iPhone 16を約2回フル充電できる10000mAh。
普段の外出から旅行などの遠出まで、バッテリーの充電を忘れでもしない限り困ることはそうそうないでしょう。
USB-C&USB-Aポートつき、最大3台のデバイスを同時充電
付属のストラップ兼ケーブルだけでなく、USB-CポートとUSB-Aポートまで備えているXiaomi 22.5W Power Bank。
手持ちの充電ケーブルも活用できますし、フル活用すれば最大3台のデバイスを同時に充電することも可能。
いざというときに頼りになります。
9つの安全保護機能で安心感あり
Xiaomi 22.5W Power Bankは、9つの安全保護機能を搭載。
前述のとおりバッテリーに関する豊富な技術を持った大企業が作っているというだけでもそれなりの安心感がありますが、9つもの安全保護機能があるとなればさらに信頼感が高まりますね。
具体的には、以下9つの安全に関する機能があるとのこと。
- 温度保護機能
- 短絡保護機能 ※何らかの異常により短絡(ショート)した際に動作を停止し、過大な電流が流れるのを防ぐ
- リセット保護機能
- 入力過電圧保護機能
- 出力過電圧保護機能
- 入力過電流保護機能
- 出力過電流保護機能
- 過給電および過放電保護機能
- 過電流短絡保護機能
Xiaomi 22.5W Power Bankのデメリット(イマイチな点)
逆に、Xiaomi 22.5W Power Bank 10000mAh(Integrated Cable)のデメリット(イマイチ、注意しておくべき点)にはどんなものがあるのか?紹介しておきます。
最大出力22.5W、3台同時充電は合計最大出力15Wと高くはない
Xiaomi Power Bankの最大出力は、22.5W。
スマートフォンやタブレットなど小型デバイスを充電するには十分ですが、ノートパソコンなど大きめの出力が必要なデバイスに対しては力不足。
たとえば以前レビューしたAnker Power Bank (10000mAh, Fusion, Built-In USB-Cケーブル)は最大30WでMacBook Airにも充電できますが、このXiaomi Power Bank(22.5W)だとちょっと苦しい。
あくまで、スマートフォンなど比較的低電力でも動作するデバイス用として使うのがいいでしょう。
バッテリー残表示は4段階のLEDランプ。具体的な数字はわからない
Xiaomi Power Bankのバッテリー残量表示は、4段階のLEDランプ。
これでも大まかな残量はわかりますが、たとえば残量76〜100%なら4つのランプが全点灯することになるので、想像よりも最大24%残量が多い/少ないことがあり得る。
バッテリー残量が数字で表示されるタイプに比べれば、具体的な電池残量がわかりにくいことには注意が必要です。
Xiaomi 22.5W Power Bankを他社製品と比較
Xiaomi 22.5W Power Bankを、近い性能をもつ他社のモバイルバッテリーと比較してみましょう。
まず1つ目に比較するのは、Anker Nano Power Bank (30W, Built-In USB-C Cable)。
Xiaomi 22.5W Power Bankと同じ容量10000mAh、ストラップ兼USB-Cケーブルつき、USB-CとUSB-Aポートつきの製品です。
Anker Nano Power Bankは最大出力30WでMacBook Airくらいなら充電可能。バッテリー残量表示がメーター状でわかりやすいのもメリット。
ただ、価格が6,490円とXiaomi Power Bank(2,180円)の3倍近くします。
MacBook Airなど高出力デバイスを充電したいならAnker Nano Power Bankですが、そうでなければコスパが圧倒的なXiaomi 22.5W Power Bankの方を私なら選びますね。
もうひとつ比較するのは、こちらも有名メーカーのBelkinモバイルバッテリー(10000mAh, 20W, USB-Cケーブル内蔵)。
ケーブル一体型でUSB-Cポート搭載、容量10000mAhも同じ。
こちらのBelkinバッテリーは出力最大20WでXiaomi Power Bankより小さく、USB-Aポートもない。価格も4,491円とXiaomiの倍以上。
詳しく比較するまでもなく、Xiaomi 22.5W Power Bankのほうが性能・コスパともに上です。
他にもモバイルバッテリーをいくつもチェックしてみましたが、総じてXiaomi 22.5W Power Bankのコストパフォーマンス(価格に対する機能・性能)があまりに高すぎて勝負にならない感じでした。すごい。
容量倍、最大出力33WのXiaomi 33W Power Bank 20000mAhは約3,000円
Xiaomi 22.5W Power Bankには、より出力が高く容量も大きいXiaomi 33W Power Bank 20000mAhというシリーズ製品もあります。
MacBook Airも充電可能な最大出力33Wに加え、Xiaomi 22.5W Power Bankの2倍となる大容量20000mAhでiPhone 16を約4回フル充電可能。
なんと3,000円ちょいで買える、こちらも破壊的コスパ。
より高出力・大容量を求めるなら、こちらの製品も検討する価値があるでしょう。
Xiaomi 22.5W Power Bankはこんな人におすすめ
私が見てきた数十種類ものモバイルバッテリーの中でも、No.1といっていいほどのコストパフォーマンスを誇るXiaomi 22.5W Power Bank。
なるべく安くて使えるモバイルバッテリーを求めるすべての方におすすめです!