この記事では、Ankerのケーブル・コンセントつきモバイルバッテリー「Anker Power Bank(10000mAh, Fusion, Built-In USB-Cケーブル)」をくわしくレビューします。
ストラップにもなるUSB-Cケーブルを引き出し、差し込むだけで手軽に充電できる。
コンセントプラグつきなので、USB充電器としても使用可能。
USB-Cポートに別途充電ケーブルをセットすれば、2台同時充電も可能。
MacBook Airも充電できる最大30Wの高出力。10,000mAhの大容量(iPhone 16フル充電を約2回分)。
iPhoneやAndroidスマートフォンはもちろん、MacBook Airなど低出力ノートパソコンの予備バッテリーとしても使える便利な製品です!
Anker Power Bank Fusion 10000のメリット(優れたポイント)
まず、Anker Power Bank(10000mAh, Fusion, Built-In USB-Cケーブル)の優れた点(メリット)をくわしく紹介。
ストラップにもなるUSB-Cケーブルを差し込むだけで充電できる
Anker Power Bank Fusionについているストラップは、そのままUSB-C充電ケーブルとして使えて1本2役のすぐれもの。
ストラップの端をちょいと伸ばしてスマートフォンなり何なり充電したいデバイスに差し込めば、すぐに充電ができます。とてもラクでお手軽!
内蔵プラグをコンセントに差し込むだけでUSB充電器に
折りたたみ式のコンセントプラグもついているAnker Power Bank Fusion。
コンセントに差し込めば、そのままUSB充電器としても使えます。
接続しているデバイスの充電が終わったら、自動的に内蔵バッテリーの充電を開始。
寝る前にコンセントに差し込んでスマートフォンなり何なりを充電しておけば、翌朝にはスマホだけでなくバッテリーも100%充電され準備万端の状態に。
旅行や出張時にも大いに役立ちます。
充電ケーブルを用意すれば、2台同時充電も可
Anker Power Bank Fusionは、付属のストラップ型充電ケーブルだけでなくUSB-Cポートも備えています。
充電ケーブルをもう1本用意すれば、付属のケーブルとあわせて2台のデバイスに同時充電が可能。
最大30W出力で、MacBook Airの予備バッテリーとしても使える
最大30Wの高出力で充電が可能な、Anker Power Bank Fusion。
この出力なら、スマートフォンやタブレットだけでなくMacBook Airをはじめとした低出力のノートパソコンすら充電できます。
実際にやってみましたが、電源接続時と大して変わらないスピードで充電できました。
MacBook Airに付属する電源アダプタは30Wなので、理論上も純正電源アダプタと同じ充電速度が出るはずなんですよね。納得。
デジタル数字でバッテリー残量がわかりやすい
多くのモバイルバッテリーは、バッテリー残量を3〜4段階のLEDランプで表示する形式。
この形式だと、大まかにしか残量がわからないのがネック。たとえばLEDランプが4つとも点灯したとしても、残量が100%なのか76%かわからない。
Anker Power Bank Fusionはデジタル数字でバッテリー残量を表示できるので、より具体的に把握できるのがメリットのひとつ。
豊富な5色のカラー展開
まるで最近のiPhoneのように、カラフルな5色のカラーを揃えているAnker Power Bank Fusion。
この記事で紹介しているピンクのほかには、パープル、ブラック、ブルー、ホワイトの全5色があります。
パープル
ブラック
ホワイト
ブルー
私が購入したのはピンク。
鮮やかなショッキングピンクではなく淡めの色合いです。
Anker Power Bank Fusion 10000のデメリット(イマイチな点)
ここまでメリットについて書いてきましたが、逆にAnker Power Bank(10000mAh, Fusion, Built-In USB-Cケーブル)のデメリット(イマイチな点・注意点)は何なのか?2つ紹介します。
値段がそれなりに高価
Anker Power Bank Fusionの価格は、7,990円。
コンセントやケーブルがついているとはいえ、容量10000mAhのバッテリーが3,000円もあれば買えることを考えればそこそこ高価です。
「コンセント・ケーブルつき」「MacBook Airすら充電できる高出力30W」という希少価値や利便性にこの金額を払えるかどうか、他の製品と比較検討してみるといいでしょう。
2台同時充電のときは『合計』最大出力15〜18W
最大30Wの出力を誇るAnker Power Bank Fusionですが、USB-Cポートを使って2台同時充電した場合の出力は合計で最大15〜18Wとかなり下がってしまいます。
コンセントに接続してUSB充電器として使う場合は、合計最大18W。
モバイルバッテリーとして使う場合は、合計最大15W。
「1台のデバイスを最大30Wで急速充電」するか、「2台のデバイスをゆっくりめ(合計15〜18W)に充電」のどちらかになるので、それで問題ないかどうか購入前にご確認ください。
Anker Power Bank Fusion 10000をフィリップスやCIOバッテリーと比較
Anker Power Bank(10000mAh, Fusion, Built-In USB-Cケーブル)を、競合他社の似たタイプの製品と比較してみます。
まずは、フィリップスのコンセント・ケーブルつきモバイルバッテリー DLP4350CW。
見た目がAnker Power Bank Fusionとめちゃくちゃ似てますね。
こちらのフィリップスバッテリーは、ストラップとケーブルが別についていること、最大出力が20Wなこと(Ankerは最大30W)、USB-CポートだけでなくUSB-Aポートも備えており3台同時充電も可能なことがおもな違い。
価格は5,980円とフィリップスの方が安い(Ankerは7,990円)。
最大出力を気にしない、MacBook Airなど30W出力が必要なデバイスを充電するつもりがないなら、このフィリップスバッテリーも選択肢に入ってきそうです。
CIOという日本の会社も、SMARTCOBY Ex03 SLIM PLUG & CABLEというコンセント・ケーブル一体型のモバイルバッテリーを販売しています。
この製品は容量8000mAhで、サイズや重量も含めてひとまわり小型。ストラップはなし。
最大出力30Wは同じなので、MacBook Airの充電にも使えます。価格は6,580円。
いずれもAnker Power Bank Fusionと似ているとはいえ、機能や価格が少しずつ異なる製品。
使いたい用途や予算にあわせて選んでみてください。
Anker Power Bank Fusion 10000はこんな人におすすめ
Amazonのモバイルバッテリー売上No.1をほこるAnker社の多機能モバイルバッテリー、Anker Power Bank(10000mAh, Fusion, Built-In USB-Cケーブル)。
ストラップとしても使えるケーブルを引っ張って差し込むだけで、スマホからMacBook Airまでかんたんに充電できる。
コンセントのある場所なら、プラグを差し込むだけでUSB充電器としても使える。
出張や旅行のお供にもうってつけの、頼れるモバイルバッテリーです!