この記事では、Echo Show 5をくわしくレビューします。
Amazonの音声アシスタント・Alexa(アレクサ)を搭載し、呼びかけへの回答を音声だけでなく画面にも表示するスマートディスプレイ。
天気予報やタイマー、ニュースのチェック、言葉やレシピの検索など、画面つきの音声アシスタントでより使いやすい・わかりやすい。
NetflixやYouTubeなどの動画配信サービス、Amazon MusicやSpotifyなどの音楽サービスも使える。
写真をスライドショー表示するデジタルフォトフレームや、内蔵カメラを利用した見守りカメラとしても利用可能。
Amazon製品の中でも屈指の人気を誇る、スマートディスプレイのエントリーモデルです!
また、第2世代・第3世代で異なる部分には注釈をつけています。
Echo Show 5のメリット(優れたポイント)
まず、Echo Show 5の優れた点(メリット)をくわしく紹介。
アレクサ搭載、声だけでなく画面でも回答を表示する「スマートディスプレイ」
Amazon Echoシリーズとして、音声アシスタント・Alexa(アレクサ)を搭載したEcho Show 5。
音声で回答するEcho Popなどのスマートスピーカーと違い、声だけでなく画面上でも回答を表示してくれるので大変わかりやすい。
設定変更や操作がタッチ操作でできるのも嬉しい。
スピーカーのみの製品よりもやや高価ではありますが、音声アシスタントとしてのわかりやすさで言えばこちらの方が断然上、と言って差し支えないかと思います。
天気予報やタイマー、検索など画面+音声の応答でわかりやすい
たとえばEcho Show 5に天気予報を聞いたら、音声回答をしつつ画面にも天気・温度を表示してくれる。
質問に対する回答内容を文章で表示してくれるので、目と耳の両方で理解できます。
YouTubeなどの動画・音楽配信サービスも視聴できる
ディスプレイを備えたEcho Show 5は、YouTubeやAmazonプライムビデオといった動画配信サービスにも対応。
5.5インチと現在の主要なスマートフォンよりは画面小さめ&解像度も高くないですが、流し見するくらいであれば十分。
SpotifyやApple Music、Amazon Music、Radikoといった音楽・ラジオ配信サービスを流すこともできます。
スマートリモコンと接続すれば、家電の操作もできる
Echo Show 5を含む音声アシスタントAlexa搭載のデバイスは、SwitchBot ハブミニやハブ2といったスマートリモコンと連携することで、家電の音声操作も可能になります。
たとえば我が家では、Echo Show 5に呼びかけるだけで連携するテレビやエアコン、スマートロック、カーテン、加湿器といった家電を操作可能。
複数の家電をまとめて操作することもできるので、たとえば「アレクサ、ただいま」で電気・エアコン・テレビを同時につける、などといったこともできます。
デジタルフォトフレームや見守りカメラとしても使える
写真のスライドショーを表示するデジタルフォトフレームは、買おうとするとよくわからないメーカーの製品が多いですし、価格もそれなりに高い。
個人的には、そんなものを買わずにEcho Show 5をデジタルフォトフレームにすることをおすすめします。
Amazon Photosに写真を保存しておけば、あとは設定したり音声で指示するだけでスライドショーがスタート。
家族や友人、ペットの写真、旅先の風景や推しのキャラクターなど、設定しておくとテンションが上がりそう。
さらに、Echo Show 5には前面カメラ(見守りカメラ)までついており、映像のチェックやビデオ通話も可能。
子どもやペットのいる部屋に設置してもいいですし、実家の見守り・通話用に取り付けるのもいいですね。
カメラ性能自体はそれほど高くないですが、見守り用途には十分です。
Echo Show 5のデメリット(イマイチな点)
スマートスピーカーよりは少し高価
ディスプレイのついたスマートスピーカー、Echo Show 5。
問いかけに対する応答が画面にも表示されてわかりやすいのは前述のとおりですが、一方で画面のないスマートスピーカーよりは若干高価(当たり前ですが)。
Amazonスマートディスプレイの最安モデル・Echo Show 5が12,980円に対し、スマートスピーカーの最安モデル・Echo Popは5,980円と半値以下となっています。
ディスプレイがほしい明確な理由がなく「音声アシスタント使ってみたいな」くらいであれば、まずはEcho Popで試してみるのもいいかも。
ディスプレイが小さめで解像度も粗い
Echo Show 5の画面(ディスプレイ)サイズは5.5インチ。
これはiPhone 8 Plusと同じサイズで、iPhone 12 mini(5.4インチ)とほぼ変わらない大きさ。

Echo Show 5とiPhone 13 Pro(6.1インチ)を比較
しっかり動画を視聴しようと思うと小さいですし、画質もそれほど良くはない(960×480ピクセル)。
もっと大きな画面で解像度も高い方がいい場合は、Echo Show 8やEcho Show 15といった画面の大きい機種にするのも選択肢になるでしょう。
Echo Show 5のスペック表
製品名 |
Echo Show 5 (第3世代) |
---|---|
メーカー | Amazon |
公式製品ページ | Amazon | Echo Show 5 第3世代 – スマートディスプレイ with Alexa |
価格 | 12,980円 |
ディスプレイ |
5.5インチ 960×480 |
スピーカー | 1.7インチ×1 |
カメラ | 2メガピクセル |
サイズ | 147 × 82 × 91 mm |
重量 | 456g |
保証 | 1年 |
カラー |
クラウドブルー グレーシャーホワイト チャコール |
Echo Show 5はこんな人におすすめ
Echo Show 5は、音声だけのアシスタントではなく、よりわかりやすい「音声+画面で教えてくれるアシスタント」がほしいユーザーにおすすめ。
ディスプレイやカメラを備えているので、デジタルフォトフレーム、見守りカメラ、動画視聴用デバイスとしても使える多用途で優秀な製品です!