この記事では、M4チップ搭載Mac miniをくわしくレビューします。
前世代モデルから全面的にリニューアルし、サイズ・重量は約半分と劇的にコンパクトに。
最安モデルは10万円を切る価格ながら、Apple M4チップに16GBメモリを搭載。ほとんどのユーザーには十分すぎる性能。
USB-Cポートを背面だけでなく前面にも合わせて5つ搭載し、拡張性や利便性もバッチリ。イヤホンジャックも前面に。
Apple公式では94,800円のところ、Amazonなら90,970円と安く買える上にポイントもつく(2025年4月現在)。
近年のApple製品の中でも、ひときわ革新的かつコストパフォーマンスが非常に高い、たいへん優れたモデルです!
M4 Mac miniのメリット(優れたポイント)
まず、M4 Mac miniの優れた点(メリット)をくわしく紹介。
生まれ変わったM4 Mac mini。サイズも重さも約半分に
2024年発売のM4チップ搭載Mac miniは、それまでのMac miniから全面的なリニューアルを果たしたモデル。
サイズや重量は約半分と、劇的にサイズダウンしました。
私はM1 Mac miniからM4に買い替えたんですが、その大きさの差は歴然。
具体的な数字でいうと、縦19.7×横19.7×高さ3.6cm・重さ1.2kgから縦12.7×横12.7×高さ5.0cm・重さ0.67kgになりました。
ざっくり半分くらいのサイズ感。Apple製品がこれほど大きく変わったのは近年記憶にありません。
小さくなったことで、設置場所の自由度もグッと上がりました。
重量1.24kgの13インチMacBook Airよりはるかに軽いので、やろうと思えば持ち歩くのも簡単。
(あまりいないかもしれませんが。。。)
M4チップ、16GBメモリ。ほとんどのユーザーに十分すぎる性能
非常にコンパクトになったM4 Mac miniですが、性能はしっかり上がっています。
搭載しているチップはその名の通りApple M4。
試しにこれまで使ってきたM1 Mac miniと性能(ベンチマーク)を比較してみると、CPU、GPUともに約2倍のスコアを記録しました。
【CPUスコア(左:M1、右:M4)】


【GPUスコア(左:M1、右:M4)】


デフォルトのメモリ容量も、これまでの8GBから16GBにアップ。
最安モデルでもより高速かつスムーズに動作するようになりました。
実際、M1からM4 Mac miniに乗り換えてからひとつひとつの動作がキビキビと速く動いている実感があります。
前面にもUSB-Cポート、イヤホンジャック搭載。より使いやすく進化
これまでのMac miniは、すべてのインターフェース(USBポートなど)が背面に集中していました。
たとえばサクッとUSBメモリを差し込みたいとき、有線イヤホンを使いたいときなどはちょっと不便。
M4 Mac miniは、前面にもUSB-Cポート×2を搭載。イヤホンジャックも前面に移動し、より使いやすくなりました。
背面には抜き差しの頻度が低い電源、イーサネット、HDMIポート。Thunderbolt 4(USB 4)対応のUSB-Cポートも3つあります。
サイズの小型化や性能アップだけでなく、拡張性や利便性も上がっているのが嬉しいポイント。
AmazonならApple公式より安く買えてお得
M4 Mac mini最安モデルのAppleでの価格は、94,800円(税込)。
これでも十分リーズナブルですが、実はAmazonで買った方がより安いんですよね。
2025年4月13日現在で確認したところ、90,970円(3,830円オフ)で販売されていました。しかもポイントまでつく。
かくいう私自身も、AmazonでM4 Mac mini買ったうちのひとり。
AmazonでMacを買うとカスタマイズできないんですが、このモデルならカスタムなしでも性能は十分だし、キーボード等の付属品はもともとついていないのでUSキーボード派の私にとっても全く問題なし。
カスタマイズするつもりがないなら、Amazonで買うのがおすすめです。
M4 Mac miniのデメリット(イマイチな点)
優れた製品なので正直デメリットというほどのものがないんですが、M4 Mac miniを購入する前に注意しておくべきポイントを挙げておきます。
ディスプレイ、キーボード、マウス等は自分で用意する必要あり
はじめてMac miniを買う方に注意してほしいのが、ディスプレイ・キーボード・マウスが付属していないこと。
Mac miniのパッケージに入っているのは、本体と電源コードのみ。その他の周辺機器は、自分で用意する必要があります。
Apple製品で一式そろえれば統一感があって美しいですが、自分なりの組み合わせをさがすのも楽しい。
Mac miniにおすすめのディスプレイやキーボード、マウス、スピーカーなどは以下の記事にまとめているので、どれにしようか迷っている方は参考にどうぞ。
(私の運営する別サイトに飛びます)
USB-Aポートがないので、使いたい場合はUSBハブが必要
時代の流れにあわせ、USB-Aポートがなくなり全てUSB-Cポートに統一されたM4 Mac mini。
当然の進化ではあるんですが、USB-A接続のデバイスを使っているユーザーにとっては困る面も。
もしUSB-Aポートが必要な場合は、別途USBハブなどを用意する必要あり。
私の場合は、AnkerのUSB-C データ ハブ (11-in-1, 10Gbps)を使って拡張しています。
M4 Mac miniのスペック表
製品名 | Mac mini (M4) |
---|---|
メーカー | Apple |
公式製品ページ | Mac mini – Apple(日本) |
価格 | 94,800円〜 |
チップ |
Apple M4チップ 10コアCPU 10コアGPU |
メモリ | 16GB |
ストレージ | 256GB |
インターフェース |
【前面】 USB−Cポート×2(USB 3) 3.5mmヘッドホンジャック 【背面】 ギガビット・イーサネットポート HDMIポート USB-Cポート×3(Thunderbolt 4、USB 4) |
通信機能 |
Wi-Fi 6E Bluetooth 5.3 10/100/1000BASE-T ギガビットEthernet |
サイズ | 12.7×12.7×5.0cm |
重量 | 0.67kg |
同梱物 |
Mac mini本体 電源コード(1.8m) |
保証 | 1年 |
カラー | シルバー |
発売日 | 2024年11月8日 |
M4 Mac miniはこんな人におすすめ
M4チップ搭載Mac miniは、コストパフォーマンスもデザインもよいMacやデスクトップPCをさがしている方すべてにおすすめ。
ここ5年くらいのApple製品の中でも、No.1といっていいほどにオススメ度の高い優秀なMacです!
私もm1からm4に乗り換えました。Apple公式サイトで再生品が8万で見かけて思わずポチッとしてしまった!
確かにこの性能でこの価格ならば納得ですね。
私の場合はCPUのパワーよりメモリ容量が倍が大きく影響している感じで、スキャナーソフトが枚数が多くなると、m1は認識しない事が有りポチってしまったんです。
8万とは、お得ですね!
メモリが倍あるとあらゆる作業がスムーズですし、スキャナーソフト含めアプリの誤作動的なことも減って快適ですよね。
私の場合はいつもカスタマイズでメモリ16GBにしていたので、M4 Mac miniはそれが不要な分かなり安く買えた印象です。